サガダの最も有名なアクティビティは洞窟
街をブラブラしながらいろんな人に話かけていると、洞窟の話をみんながすることに気がつきた。いや、ごめん、嘘だわ。サガダに行った事あるよって人から良く洞窟に行く事を勧められた。
僕にサガダを話してくれたみんなによると、
- 洞窟探検はアドベンチャーレベル100なので絶対行くべし
- 場合によっては洞窟内の地底湖を泳ぐこともあるよ
- もう体中ベチャベチャになるよ
- 死ぬかもって思うレベルの洞窟だから気をつけてね
って感じだった。
一緒にサガダに行ったタケくんによると、「iphoneのライトで何とかなるでしょー」って返事だったので、そうか、なんとかなるんだ。って信じることにした。
もちろんガイドもお願いしていないし、なんなら洞窟がサガダのどこにあるのかもよく解ってない。
道の途中で見たサガダの景色は「たぶん大丈夫だろ」って思うには十分な圧巻さだ。
サガダで一番賑わっている坂を下れば洞窟
このブログを読んでいる間はなんの事だろう、なんて不親切な説明なんだって思うかもしれないけど実際にサガダに足を運べばこの意味がよくわかると思う。この説明が一番正しいと思うんだ。
もうこの先行き止まりですねって雰囲気の所まで降りると、不可解なところに突然のお土産屋さんと複数の観光客。そうここがサガダと言えば洞窟、ルミアン洞窟の入り口になっている。
おじさんが腰掛けている右手側がブロックが積まれていて通路みたいになっているのがわかるかな?ここから入れる。
洞窟アドベンチャーの始まりはハイキング
鬱蒼とした茂みの中を小道に沿って歩いて行く。たぶんこの道を通っているとたくさんの観光客とすれ違うから、あぁいよいよ洞窟の近くまで来たんだなって感じになる。
絶景ポイントあり、階段あり、結構しんどいけど洞窟まで時間にすると10分程度だと思う。ここはのんびり行こう、後悔するのはまだはやい。
ルミアン洞窟が見えた
最後の急な坂を降りると異様な雰囲気を感じる。いやー自然すごすぎ、サガダすごすぎ、洞窟すごすぎ、人生で間違いなく一番デカい。すごいぞサガダ、すごいぞルミアン。
写真ではうまく伝わらないけど、もっともっと実際には大きいんだよね。そりゃぁどれくらいだろ。なんかふわっとこの中に飛び込めるんじゃない?不思議なチカラでふわっと浮き上がって誰かが下で受け止めてくれるんじゃない?あれ?今日は飛行石持ってきたっけ?そんな気持ちになるくらいデカい。
「iphoneのライトでなんとかなるでしょー」ならない。
絶対、なんともならない。太陽の光が見える所までは行こうということになり、恐る恐る下におりてみる。
サガダの本気を見た。
降りて見て気がついた、いや、降りている途中で気がついていた。コフィン(棺)がめっちゃある。。。もちろん、言うまでもなく中には、はい、その通りです、棺なんで。
そう、サガダには棺を洞窟や断崖に吊るす風習があり、ここルミアン洞窟でも間違えてヨッコラショーって腰掛けるレベルで棺を見る事ができる。
ナニコレ、めっちゃ怖い。
と言うか馬鹿にしちゃダメなヤツだってバカにはしてないけど中途半端な気持ちで来ちゃだめなやつや。。。すぐにわかった。絶対にガイドが必要だって。
ルミアン洞窟の探索には絶対にガイドをお願いしよう。
サガダ地元の方々やその土地にある伝統文化に尊敬の念と深い共感を抱ける君の感性ならあえて言う事もないと思うんだけど、ルミアン洞窟で迷子になるとテヘペロッじゃ絶対に済まない。
実は僕の友人で、ガイド付きながら雨季に洞窟に入り洞窟内で大雨、水かさがあがり4-5時間出れなくなった友人がいるんだ。それに、洞窟内で長時間閉じ込められると空気が無くなり最悪のケースもあるらしい。
ルミアン洞窟アドベンチャーを楽しみたい君は、
- 必ず、ツーリストセンターで届けを出そう
- 必ず、ガイドを依頼しよう(400ペソ/1人)
- 必ず、地元の人(ガイド)と共に行動しよう
フィリピンなのでガイドをお願いしていてもかなりのアドベンチャーで死ぬかもって何度も思えるツアーが待っているそうです。僕らはもちろんここで引き上げる事にしました。なんだろ、これ以上進むとサガダの精霊達の怒りをかいそうで。。
だいたい、ここiphoneのライトじゃ進めないよね。