サガダ(sagada)の場所と気候と人々

サガダに向う前に知っておきたい基礎情報

個人的にはとっても気にいりましたよサガダ。ぜひバギオを訪れているフィリピン留学生のあなたも、マニラまで旅行に来た君も、セブをエンジョイしているパリピにもサガダに訪れてほしいなぁって思います。
ただ、まだまだ観光地としての開発とは程遠いエリア、来てみたけど、ナニコレ?ってなる人も少なく無いはず。

そう、サガダは山の中に、ちょー山の中にある小さな集落なんです。

サガダは山の気候


https://en.wikipedia.org/wiki/Sagada
一年を通して、二十一度〜十七度をウロウロしているので比較的ちょっと涼しいの少し先くらいの感じの気候。朝晩は冷えるので暖かい格好でお過ごしくださいねって言いたくなる気候がサガダ。


意外だなーっと思ったのが雨が少ない。
雨がめっちゃ似合う街だったからてっきりずっと雨なのかな?って思ってたし、同じ標高の1500メートルにあるバギオは八月になると降水量800mmを超える。
同じ雲の上の街も場所が変われば違った気候になるんだね、なんとバギオの八月に降る雨の量を消化するのに一年も掛かるのがサガダ。フィリピン全体が雨季になる五月から十月は確かに雨が降るものの、それほどの降水量ではない。


ただ、冒頭にも書いた山の中にある小さな集落サガダなので雨には十分気をつけたい。
道中の山道はがけ崩れがあれば完全に遮断されるだろうし、1,2日では絶対に復興しない事を考えると雨季にサガダに行くのは極力避けた方がいいかも知れない。

サガダの人々。

サガダに生まれた子供たちはこんな所でサッカーしながら何を思うんだろう。
僕が生まれ育った環境とはあまりにかけ離れているし、僕らの人生はほとんど違う景色で作られていると思うんだ。話しかけたサガダの人の何人かはサガダから出たことがないと話していた。
そんな事を考えながら歩いていると、、


日本っぽい。なんか景色が日本っぽい。実はサガダではマレー系(濃い顔)の人を見かける事が少ない。もちろんフィリピンなのでたくさんいるけどよく見るとその多くは旅行者だ。サガダで生まれ育った人の顔の多くは中国人っぽかったり日本人ぽかったりする。
雰囲気も僕が良く知るフィリピン人とは違った様子だ。

とてもシャイで素朴なご様子。山で育ちました感がバリバリで不思議なチカラでも使ってきそう。聞いた話によるとサガダを代表するアクティビティは洞窟探検にハンギングコフィン、どちらも死者を祀る場所を観光客にさらす訳だから、それをあまり良く思っていない人もいるそう。
観光客ウェーイは、時と場合によって使い分けよう。彼らの生活に踏み込んでいる感謝はいつだって心の中でハンギングしていたい、サガダだけにww

すぐに僕たちはあの頃のサガダを懐かしむ様になる。

近年、フィリピンの発展は目覚ましく都市部の街はどんどんとその様子を変えている。
サガダの様な好き者が集まる様な場所にもどんどん人が押しかけ観光地化が進んでいくのだと思う、良い、悪いではなくてそれが自然の流れでサガダからほど近いバナウェイはまさにサガダの五年先を走っている様な感じだ。


素朴で飾らない人達も、正規の値段をしっかりと守るツアーガイド達も、値段をふっかけない露天商達も気がつけばこの街からいなくなるのかも知れない。


サガダがなんだか疲れてしまう、あまりホッと出来ない場所にならない事を心から願う。

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