パブリックマーケットの入り口付近編
Public Marketなんてシャレた響きで誘ってくるからちょっと構えてたけどなんてこと無いただの市場。よく日本人が財布やIphoneをサっともって行かれるいつもの場所だ。
ってきり、青山で毎週末に行われているFarmersmarket的な感じを想像していたので原宿で降りて素敵なカフェに寄り道しながら表参道上がって青山通りを下るんでしょって思ってたら、Lower Session Rdを下ってMalcolm Squareの陸橋を越える休日の午後、ここはバギオでした。
公園の名前にもなっているMalcolmおじさんは、アメリカ人でバギオをサマーキャピタルにしましょうよ!ねぇ?めっちちゃ涼しいんすよって誰よりも盛り上がり実際に作っちゃった人らしい。小さな銅像が公園の中に立ってるけど、たぶんMalcolmおじさんは望んでないよね。
パブリックマーケットはここからいつも入る
この道にこだわりがある訳じゃないし、パブリックマーケットはこの場所のもっと左側から始まっているから何も途中から入らなくてもいいんだけど、なぜかいつもここから入る。自分でもわからないけど不思議だ。
たぶん、この景色が好きなんだと思う。
角を曲がれば突然の雑多感。うわぁー、帰ろうかな。。。って思ういつもの感じもセットでパブリックマーケット。
彼女もパブリックマーケットで働くビジネスマンだ。ビニールで出来た買い物袋の値段は15ペソで買ってもらうまで決して君の側を離れる事はないし猫か相当なキャバ嬢くらいのスキルで僕の目をじっと見つめてくる。
今にも泣きそうな風の目の奥に「私はこれで兄弟を養っている」と声が聴こえる。
とにかくボディタッチが多いけど、ポケットの中には十分注意したいし買い物袋が必要なければ彼女の縄張りを出るまで一緒にあるけば縄張り外での活動は許されてないので急に態度を変え何処かに行く。
商売人なので、おおよそは組織に属しているし売上も徴収される彼女ら。写真を撮るならお金はちゃんと払ったほうがいいし(10ペソくらい)出来れば、チョコレートや飴など小さなお菓子をプレゼントするくらいなら許されるだろう。
メイン通りには果物が並ぶ
バギオで有名な果物と言えばいちご。農薬を大量に使う果物なので買うのには躊躇するが探せばオーガニックのいちごも手に入るので出来れば探したいところ。
野菜の産地なので野菜は大量に安く購入する事が出来るけど、果物はあまり育たないのだろうか。意外といい値段がするのであまり購入する事がない。安く買うには収穫時期に重なっている果物がオススメだ。
写真にあるパッションフルーツは一房で150ペソって言われた。日本円だと350円くらいだから安いかもしれないけどトマトが10個で5-10ペソ(10-20円くらい)で買えるパブリックマーケットでその値段は破格だ。
ブラブラと当てもなく歩くのが楽しいパブリックマーケットは果物街を抜けるとお肉屋さん街、その奥に鮮魚系のマーケットや野菜が大量に並んだ通りなどいくつもの顔がある。小さなレストランもひっそりと存在したりするので一日ここをウロウロすると必ず新しい発見があって楽しい。
涼しいからブラブラ歩けるのがバギオのパブリックマーケットのいいところ。
以前に紹介したコーヒー屋さん(焙煎所)もこの中にあるので是非探してほしい。